テレビ、ラジオ、CD,電話などの装置には必ず音情報を持つ電気信号を音に変換するスピーカ部分があります。下の図は、代表的なスピーカ例です。

手や太鼓を叩いたり、楽器を鳴らすと音がでますが、音は、何かを振動させて、その周囲にある空気を押し縮めたり 引き伸ばしたりして気圧の変化を作る事によって発生します。チューニングの基準音として使われている440Hzは、 一秒間に440回、気圧があがったり下がったりしていることを表しています。

それでは、電気で音を出すための振動は、どうやって作るのでしょうか。音を出すためには振動を起こす力が必要です。その力を磁石を使う事で、発生させる事ができます。磁石の力は、

NとSの様に異極同士は引き合う

NとN、SとSの様に同極同士は反発しあう